ぬた平

地名の由来は、イノシシのぬた場があったためと思われる。

第2次世界大戦のとき、国策で満州開拓団として中国大陸に渡った人たちが戦争終了で帰還してから入植し、鍬一本で6haを開墾、見事な茶園に作り上げ現在に至っている。

入植者は宮原を含めて当初17軒あった。その内ぬた平には4軒が入ったが現在暮らしているのは2軒である。

小高い山の中腹に上ると展望台がある。この展望台は、町より材料支給を受け、くのわき未来の会の会員が手作りしたものである。

眼下には大井川の流れ、大井川鉄道、塩郷堰堤、こいがね橋、ぬた平のきれいな茶園、遠くの山並みなどが眺望できる。四季折々の風景が堪能できる絶景ポイントとしてもおすすめである。4月下旬の新茶の季節が、茶畑一面萌木色に染まり特におすすめ。

川根のマチュピチュとよんでいる。

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