不動明王

むかし、天明の大飢饉の時白蛇が現われ田畑を荒らした。村人が困っていると、旅の偉い坊さんが通りかかり御祈祷をして白蛇を祀りこんだといわれる。その後、そこに不動明王を建立した。台座には、天明3年(1783年)9月と刻まれている。

ちなみに、不動明王は大日如来の化身ともいわれ、困っている人を必死になって救ってくださるといわれており、顔は必死の形相を表しているといわれる。

 酉年生まれの守り本尊で、今でも熱心にお参りをする人もある。お祭りは、7月28日、夏の暑いときに行われる。